不都合な真実
著者/アル・ゴア
評価/☆☆☆
筆者はクリントン政権時に副大統領を務めた人物。
環境破壊に警笛を鳴らし、私たちが目をつぶっている部分に対して、文字ではなく写真を多用してわかりやすく環境保護を訴えている本。
2005年8月26日。
フロリダに「カトリーナ」と呼ばれるハリケーンが上陸した。
十数人の命を奪い、何千億円と言われる損害を持ち出した。
日本でも桜が美しく咲いている時期に雪がちらついた。
冬は暖かく、春のほうが寒く感じられた。
みんな、異常気象を肌で感じている。
「このままだと何かマズイ???」
多くの人がそう感じている。
しかしながら、思っているだけでたくさんの人がそこで止まっている。
そんな、「わかっていながら目をつぶっている」ことに対して本書は見てもらおうとしている。
本が思っていたより分厚いのに驚いた。理由はすぐにわかった。
この本はたくさんの写真やグラフで構成されている。
文章ももちろんあるが、量としてはそれほど多くない。
むしろ、つべこべ言わずに現実を見てみろという感じだ。
環境問題に関してtoseaは教育が必要だと考えています。
なぜなら、短期的視野では環境問題を意識することはほぼ不可能だからです。
今日1日、電気をこまめにけし、燃費に気遣って運転をし、買い物袋を持参し、ごみを分別して、風呂の残り湯を使って洗濯をする。
何てことは1日じゃダメです。毎日続けてこそ意味があります。
そんなことは誰だってわかってます。
じゃあ、どうしてできないのでしょう?
それは知識がないために、長期的な考えをすることができないのからです。
自分のやった小さな行動がどれだけの意味があるのか?というのは、
しっかりとした知識の裏づけがあるからこそ考えることができるのです。
それにも関わらず、私たちは環境に関する知識を得る機会がない。
toseaも環境についての授業などを受けたのは大学になってからです。
もちろん、必ず履修せずに卒業することも可能です。
日本企業は環境に対して日々努力し、大きな成果をあげています。
結局は一人ひとりが意識しなければ、環境問題はどうにもなりません。
国も補助金を出す前に、環境に関する知識を提供する場や教育に組み込むなどの対策が必要なのではないでしょうか?
と、こんな感じで写真を眺めるだけでもここまで考えさせてくれるような本でした。
先日起こった新潟での地震のことも含めてもう他人事ではありません。
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