2008年01月21日

巨人軍論

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巨人軍

著:野村 勝也


「巨人軍は永遠に不滅です。」

長島茂雄が引退時に言った不朽の名台詞。。。


その面影が現在の巨人にはあるのだろうか?


今オフ、日本で活躍していた外国人助っ人(グライシンガー、クルーン、ラミネス)との契約を発表。

本書で語られているのはまさにこの部分である。


巨人が行うこの行動が、若手育成を放棄させ、若手の意欲を取り上げ、組織の崩壊を招いてるというのが本書でも語られている。


読んでて今の日本の国の惨状とよく似ている。


まさにミニ日本。


いっそのこと、ナベツネや高齢の政治家に長期休暇をあげてはどうだろうか?

その間の決定事項や業務運営等々はすべて下の世代が行う。



辞めろと言っても辞めるわけがないので苦肉の策である。



ナベツネや高齢の政治家を決して無能だとは思わない。

しかし、彼らも時の流れや時代の変化には勝てないのである。



時代にはその時代の感性や感覚があって、それを世代を超えて共有するだけでも難しいのに、ましてやコントロールすることはほぼ不可能なのだ。



だから、組織というものを構成して、仕組みを作る必要がある。



話が逸れたので、少し戻す。



本書は、巨人の歴史をたどりながら、相変わらずの持論を展開している。

「野村ノート」など彼の本を何冊か読んでいるので、その主張は常に一貫しており、目新しさがない分、少しつまらなく感じた。


ただ、組織論としての規律の重要性は非常に納得できる部分が多く、とても参考になった。



著者は「野球は間のスポーツである。」といい、野球は頭でするもので、精神論で行うことを批判している。


これについては藤川がストレートを投げてこないことに清原が怒った場面が思い起こされるが、toseaもそう思う。


先日の北京五輪の予選で多くの人が見た、あの息の詰まる瞬間のプレーや戦略、選手の表情を見て、野球をつまらないという人は少ないだろう。


しかし、あれだけの真剣さがいささか感じられないのが、現在の日本球界の崩落の原因であり、巨人の寂しさなのだろう。


巨人軍論 ――組織とは、人間とは、伝統とは (ワンテーマ21)
巨人軍論 ――組織とは、人間とは、伝統とは (ワンテーマ21)野村 克也

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starsV9巨人に学ぶ常勝組織育成へのヒント
stars野球ファンに限らず、全ての指導者に。
stars野村監督の実績の影にはV9の巨人あり
stars伝統を維持するとは難しいものだ
stars昔の巨人は・・・

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2007年12月10日

不動心

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不動心

松井秀喜


まじめで不器用な人だなぁ。。。

これが、この本を読み終わってまず思ったことでした。


人に対して誠実で、野球に対しても誠実。
そんな松井に襲った昨年の悲劇。

あの時の心境はどんな感じだったんだろうと思いながら本書を手に取りました。

内容は想像通り、野球に対してこつこつとひたむきに取り組む姿が書かれてありました。

ただ、その内容があまりにも紳士的なために、おもしろさにかける部分はたしかにありました。


ここで、思ったのが不器用だなと。。。


このブログを書いている今、

松井にはトレードの話が持ち上がっています。


このあたりが不器用さの現れではないのでしょうか?


努力や誠実さだけではなんともならない。
プロの厳しさを垣間見たような気がしました。


でも、松井を嫌いな人ってあんまりいないんじゃないですかね?


あの誠実な人柄は社会で生きていくために、非常に重要な要素になると思います。

1つ1つの物事に真摯に向き合う。

言葉では簡単ですが、なかなか難しい。


どこの球団に決まろうが、活躍してほしいですね。


不動心 (新潮新書 201)
不動心 (新潮新書 201)松井 秀喜

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stars不動心、それは
starsプロ選手の根性を学ぶ!
stars誠実な人柄が溢れている。
stars手元において読み返したい本

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2007年07月21日

不都合な真実

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不都合な真実


著者/アル・ゴア
評価/☆☆☆


筆者はクリントン政権時に副大統領を務めた人物。
環境破壊に警笛を鳴らし、私たちが目をつぶっている部分に対して、文字ではなく写真を多用してわかりやすく環境保護を訴えている本。

2005年8月26日。
フロリダに「カトリーナ」と呼ばれるハリケーンが上陸した。

十数人の命を奪い、何千億円と言われる損害を持ち出した。


日本でも桜が美しく咲いている時期に雪がちらついた。
冬は暖かく、春のほうが寒く感じられた。

みんな、異常気象を肌で感じている。


「このままだと何かマズイ???」


多くの人がそう感じている。

しかしながら、思っているだけでたくさんの人がそこで止まっている。


そんな、「わかっていながら目をつぶっている」ことに対して本書は見てもらおうとしている。



本が思っていたより分厚いのに驚いた。理由はすぐにわかった。



この本はたくさんの写真やグラフで構成されている。
文章ももちろんあるが、量としてはそれほど多くない。



むしろ、つべこべ言わずに現実を見てみろという感じだ。




環境問題に関してtoseaは教育が必要だと考えています。
なぜなら、短期的視野では環境問題を意識することはほぼ不可能だからです。


今日1日、電気をこまめにけし、燃費に気遣って運転をし、買い物袋を持参し、ごみを分別して、風呂の残り湯を使って洗濯をする。


何てことは1日じゃダメです。毎日続けてこそ意味があります。
そんなことは誰だってわかってます。



じゃあ、どうしてできないのでしょう?




それは知識がないために、長期的な考えをすることができないのからです。

自分のやった小さな行動がどれだけの意味があるのか?というのは、
しっかりとした知識の裏づけがあるからこそ考えることができるのです。



それにも関わらず、私たちは環境に関する知識を得る機会がない。

toseaも環境についての授業などを受けたのは大学になってからです。
もちろん、必ず履修せずに卒業することも可能です。


日本企業は環境に対して日々努力し、大きな成果をあげています。
結局は一人ひとりが意識しなければ、環境問題はどうにもなりません。

国も補助金を出す前に、環境に関する知識を提供する場や教育に組み込むなどの対策が必要なのではないでしょうか?



と、こんな感じで写真を眺めるだけでもここまで考えさせてくれるような本でした。



先日起こった新潟での地震のことも含めてもう他人事ではありません。



不都合な真実
不都合な真実アル・ゴア 枝廣 淳子

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starすべての方に是非読んでほしい本
star多くの人が読み危機感を高めたらいい
star考える事こそが重要

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2007年06月23日

渋滞学

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渋滞学


著者/西成 活裕
評価/☆☆☆




一目惚れでした。。。




渋滞ってみなさんどう思います?

のんびり屋の人にとっては、
「混んでるからゆっくりと○○○しながらのんびりしよう!」


なんてできるかもしれませんが、せっかちな・・・いやスピード重視のtoseaにとってはそんなわけにもいきません。



特に車の運転をしていて、渋滞でイライラするとろくなことがありません。


そんなイライラの原因を少しでも知ることができればと、
本の題を見ただけで手にとっていました。


特にtoseaが知りたかったのは自然渋滞に関する情報です。


事故による渋滞は理解しやすいのですが、なぜここで混んでたの??

と、思うようなポイントってありますよね?



理由がわからない渋滞ほどイライラさせるものはありません。



そんな理由を「セルオートマトン法」というのを用いて説明してくれています。
「セルオートマトン法」については本をご覧ください。


ちなみに、この本は渋滞を理解するための本であり、渋滞を回避するための決定的な方法が書かれているわけではありません。



車の渋滞が良く起こるのは、運転していて気付かないぐらいの傾斜がある道路(サグ部という)がほとんどだと言う。



どうやら気付かないというのがくせ者らしい。




ということは、一人ひとりの認識があれば渋滞が減らせるということになる。


安倍さん。日本国民全員に配ってくれないかなぁ??
読むかは知らないけど(笑)



読んでいて最初は数式が出てきて難しく感じましたが、誰でも読めるようにある程度やさしく書かれているので、興味のある方は手にとっていただければと思います。



車だけでなく、非難時などの人の渋滞、アリの渋滞、インターネットの渋滞など、さまざまな渋滞を取り扱っている。



危険時や接客業をしている人の多くが体験する「暇なときは暇で、混むときはとことん混む」というような状況でどのような行動をとればいいのか判断するための材料として、本書を活用するのも1つの手段かもしれません。



渋滞学。



あなどれない学問です。



渋滞学
渋滞学西成 活裕

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star興味深い
star上手に魅力を伝えている
star専門分化した領域を束ねる仕事の重要性を再認識する一冊。

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2007年03月18日

国家の品格

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国家の品格
著者/藤原正彦
評価/☆☆☆☆(さすがベストセラー!一見の価値あり☆)


2006年のベストセラーを読む機会がようやくやってきました。

日本の良さ。武士道精神を土台にした、情緒あふれる感覚を私たちは思い出すべきではないのか?

過度の欧米化を推し進め、本来の日本人の良さが失われつつある。


私たちに必要なのは、


論理より情緒。

民主主義でなく武士道精神。

英語ではなく国語。


だと、筆者は本書で述べています。


この本を読んで、なるほどと思いました。

確かに、今の私たちには余裕というものが少しずつなくなってきているのではないか?と。


情緒を感じるには余裕やゆとりが必要だと思います。

英語を話せるように小さい頃から学習するのも、「早く」国際社会の一員として、自らの考えを主張できるため。

M&Aや投機によって、事業を急拡大したり資産を増やすのも、時間を削るための手法だともいえます。


そんな世の中で私たちはゆとりを忘れてしまっているのではないでしょうか?

とはいえ、そんなのんびりしてたら周りから置いていかれると、どうしても感じてしまいがちです。

toseaもそうです。


でも、スケジュールはそのままでも頭の片隅に「ゆとり」ってのを考えながら行動することはできるのではないかと思いました。


「まだ」と考えるか「もう」と考えるか。


一概には言えませんが、ある出来事を「ネガティブ」に捉えるよりは「ポジティブ」に捉えたのほうが、ちょっぴり特をした感じがして、良いと思うのはtoseaだけでしょうか?


「国家」とタイトルにはついていますが、自分自身のために、この本を読んで、考え方や生活を見直してみるのもいいかもしれません。


国家の品格
国家の品格藤原 正彦

新潮社 2005-11
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おすすめ平均 star
star色々耳障りの良いことが書かれてはいたが
star読んで損はしない
starぜひ読んでいただきたいです

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2007年02月05日

ウェブ進化論

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ウェブ進化論―本当の大変化はこれから始まる

著者/梅田望夫
評価/☆☆☆☆


インターネットの進化はまだまだ始まったばかり。

昨年の今頃に発売されたヒット作をようやく手に取る機会に恵まれました。
コンピュータ用語の飛び交う本かと思いきや、かなり参考になるビジネス書だと感じました。

読んでいて損はないと思います。


「オープンソース」「ネット世界の三大法則」「Web2.0」「ロングテール現象」
各項目の詳しい説明は省きますが、これらの考え方や知識は今後のビジネス社会を生きる為には不可欠のように感じます。



とりわけ、toseaが働いている学校の現場(管理部門を除く)にとって「Web2.0」「ロングテール現象」の理解と活用によって得る恩恵はきわめて大きいと思います。



話が逸れますが、学生が就職する時に悩むことの2大要素は、



就職活動の方法」「自分がやりたい仕事を探すこと」です。



この2つの疑問をもつ学生の多くは恐る恐る就職課に着てくれます。
(少なくともtoseaの大学では。。。)

しかし、この悩みで就職課に来てくれる人は多くても学生全体の6〜7割でしょう。

残りの3〜4割のニーズを掴むことに力を注ぐ必要が、キャリア教育も含めて重要な意味を持つように感じてきました。


その対策として「Web2.0」を活用することは極めて重要になるのです。


mixiなどを見ていると、ウェブ上のほうが忌憚なく自分の意見を書き込めるのであれば、導入の段階でブログなどのツールを活用するのも悪くないと思います。

もちろん、セキュリティや荒らし、個人情報などについて十分に対策をとらなければなりませんが、ある程度のリスクを覚悟してゴリ押しするのも、大学を変革させるために必要かもしれません。



と、まぁこの話はこの辺にしといて、

本では上記の4つの事項などについて、グーグルやアマゾンを挙げて説明しています。これらの企業とヤフーや楽天、ライブドアとの違いも述べています。


この本で最も印象的だった部分は、終盤で出てくる羽生善治さんの[高速道路」論です。


ハイライトが本の著者の意見ではなく、違う人の意見!?

なんて声が聞こえそうですが、この話を聞いて思わず「なるほど!」と手を叩いてしまいそうになった。



羽生氏の話を本から抜粋すると、

「ITとネットの進化によって将棋の世界に起きた最大の変化は、将棋が強くなるための高速道路が一気に敷かれたということです。でも高速道路を走り抜けた先では大渋滞が起きています。」
『ウェブ進化論 P210』より抜粋




将棋の話なのに全ての本質を見抜くかのようなこの言葉。

うなるのも納得いきませんか?


「決断力」(著:羽生善治)をもう一度読みたくなってきました(□。□-)


ある程度に到達するための手段はとても楽になったが、到達した地点には多くの人がいて、結局はその中での競争に勝ち抜かなくてはならないということでうす。



つまり、この考え方は「ITやネットはあくまでもツールである。」
ということだと思います。


到達点での競争に勝ち抜くのは言うまでもありませんが、その前にツールというのは使い方がとても重要。だというのを忘れてはいけません。



高速道路を走るにはルールがあるのです。



火が生活に欠かせない物であると同時に武器になりうるのと一緒で、
使い方が非常に重要だということです。

ツールばかり進化して、使用方法に追いついてない人が最近多いのではないかと思います。もちろん自分も含めて。




自分が仕事をする上で忘れていたモノを気付かせてくれたように感じます。


もし読んでいない人はぜひ読んでほしい1冊です。



ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる梅田 望夫

おすすめ平均
starsネットの光の部分に焦点を当てた本です
stars読者の関心を掴んで離さない
starsウェブ上で何ができるか
stars論文がムショウに書きたくなった!
stars遅ればせながら読後感

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決断力
決断力羽生 善治

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starsプロ意識の凄み
starsためになる、やさしい一冊です。
starsスポーツのメンタル面にも役立つ
stars頭が良いから?違うよ!
stars将棋の世界での決断力

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2007年01月13日

美しい国へ

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美しい国へ

著者/安倍晋三



政策の柱の一つとして、「教育改革」を掲げる首相の安倍総理が書いた本。



「美しい国へ」ってタイトルは「国家の品格」の大ヒットを受けてと思ってあんまり興味がなっかったけど、職業柄「教育」という2文字には興味があったので呼んでみることにしました。


で、



読んだ感想は・・・特になし(笑)



安倍総理が掲げる政策の原点となった過去の思い出が美しく書かれているだけです。

それから、日本の憲法はアメリカ主導で作られたものであり、日本が日本として行動するには新たな憲法の草案が必要である。

だから、私は憲法改正がしたいのだぁ!という感じ。

安倍総理がどのような考え方を元に、今後の政策を考えていくのか?というのはある程度わかりました。

しかし、これはすでにTVや新聞を通じて知りえていた情報なので、目新しさを感じることができませんでした。



とはいえ、政治史をそれほど知らなかったtoseaにとって、日米同盟や憲法の草案にこんな背景があったのかー!っていうお勉強にはなりました。


よって、感想は・・・特になし。



ちなみにtoseaにとって、この本のメインとなる「教育」についてですが、これまた目新しさもなく、教育をこんな風に変えたいんだー!なんていう意気込みも感じることができませんでした。


過去回帰。自らの国を誇りに思う。親、家族を大切にする。

こんなことは今更改めて掲げるほど斬新なことではない。


「ALWAYS 三丁目の夕日」を見て感動するのは勝手だが、そんなことどうでもいい。


「わいせつ教師など、ダメ教師にはやめていただく。」
ごもっともです。同時にダメ議員にも辞めていただきたい。



そして再チャレンジ制度


とても大切で大事なことだと思います。失敗から学びそれを活かす。


toseaとしてはぜひ取り組んでいただきたい。でも、予算の垂れ流しだけは簡便して欲しい。


このような政策は決して利益を生み出すものでもなく、結果を簡単に測定でき
るものではありません。


だからこそ、予算の使い道を詳細に調べたり、予算を受けた団体の活動を把握するなどはしっかりとしてほしい。


貧しい国への募金だって、港で物資が積み上げられたままなんてよくあること。自己満足ではダメなのです。お小遣いをあげてそれで終わりでは、それこそバカ親からバカ息子しか生まれない。


親はあなたです。安倍首相!


と、久々の辛口レビューでした。



posted by tosea at 13:42| 大阪 ????| Comment(1) | TrackBack(0) | landmark@book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月26日

ぼくらはみんな生きている

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著者/坪倉 優介
出版/幻冬舎
評価/☆☆☆



Yukiさんのレビューを見て、読んでみようと思いました。



18歳で交通事故に遭い、記憶喪失になる。

今までの全ての記憶を失う。


何か映画ドラマでよくありそうな展開。


でも、本を読むとそんな甘いものじゃなかった。


食べることの意味。

寝ることの意味。

生きることの意味さえもリセットされてしまう。



そんな、尋常でない状況にも関わらず、
両親は彼を大学に通わせた。


大学に勤めているからか、親のこの決断に
とても興味が湧いてきた。


文字を見ても、線と点にしか見えない。

話す言葉の意味もわからない。

お金もどのように使えばいいかわからない。



ちなにみ彼の通っている大学は
toseaの家から車で30分ぐらいの距離の芸術大学。

人事のようには感じることができませんでした。


以前の記憶がなくなっているのだがから、
以前の絵が好きな自分もなくなっているのでは?

そんなことを思いながら読んでいたが、
結局、絵は彼を救った。


本を読んで、物事には複雑なものが多いように見えるが、
もっとシンプルに考えることができるのではないか?って思った。


生きるってことは、意識してするものじゃないんだろうけど、
普段、何気なくやっていることが、とてもすごいことで、
人間ってやっぱりすごいと思った。


違った視点から生きることについて考えることができました。



そして、何よりも両親。


toseaが親だったら、大学へやることはできないと思う。


子供にとってはとても辛くて、厳しいことだったと思うが、
それでも試練を課した親の厳しさの裏側にある愛情を感じた。


今、こんな愛情の形は少なくなっている気がするし、
自分自身が親の立場になったときに忘れないようにしたい。



本を読んでいてもっとも印象に残った文章がありまた。

「過去がなければ人は何もできない。」


過ぎたことより先のこと。

と、思っていたtoseaにとってはとても突き刺さるコトバでした。
posted by tosea at 21:08| 大阪 ????| Comment(7) | TrackBack(1) | landmark@book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月12日

DEATH NOTE

とうとう花粉症に犯され始めたtoseaです。。。( --)

すでに、ゴミ箱ティッシュの山、もう入りきらない・・・(TT)


鼻水混じりでお伝えします(笑)ヘークション!


えー、toseaはかなりの怖がりです。

夜に1人でトイレぐらいはいけますが、
お化け屋敷には入れない臆病者です。

ちょっとしたことで、すぐにビビッてしまう
いや、防衛反応がするどくて、すぐに反応してしまいます(^^;


そんな、怖がりのtoseaがある日、

友人からマンガを借りました。ってか持ってこられました。


半強制的に…(−−;


理由はtoseaならきっとおもしろいと感じると思った!という、
友達想いなのか、そうでないのかわからないような理由です。


なぜなら、マンガのタイトルは…


    DEATH NOTE


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これ、多分映画のタイトルやったら、
toseaはもう興味を示してないハズです…(^^;怖いから(笑)


マンガを持ってくる前に簡単に説明した友人は言いました。


ノートに人の名前を書いたら、その人が死ぬ物語と…。


どんなストーリーやねん!(゛ `-´)/


そのあと付け加えて、そのノートの持ち主と探偵の知恵比べみたいなもん。

って言われました。


よくわかりませんでした…(笑)


まー、とりあえず持ってきてくれたんで、
読んでみようということで、第1巻を手に取りました。




これ、ジャンプの連載なんですね。




toseaはこれまたビックリされるんですが、
ジャンプ買ったことないんです(;--A

もちろん、読んだことはありますけどね。

当時、ドラゴンボールがやっていましたが、
ジャンプの方がTVより、話が進んでいるので、
ストーリーを先に知ると面白くないってので読んでませんでした。

まー、何かもったいなくて買う気になれなかった生粋のケチなガキでした。


当然、今もジャンプを購入するわけもなく、
今、どんな連載をしているのかも知りません。


ちょっと話がそれましたが、

マンガを読みはじめました。


友人のストーリーの解説は当たってるようで、
ハズレている気がしました(^^;


知らない人のためにストーリーをちょっと解説。


「ノートに名前を書かれた人間は死ぬ」このノートを拾ったのは成績が超優秀な高校生、夜神 月(ヤガミ ライト)。月はこのノートで自分が理想とする社会を創るため、凶悪犯を次々と粛正していく。一方、犯罪者が次々と死んでいく不可解な事件を解決するために、迷宮入り事件を次々と解決してきた「L(エル)」という人物が動き出した。TVを通じて絶対に犯人を捕まえると公言した「L」とその挑戦を受けた月の壮絶な戦いが始まる。



まー、こんな感じです。

そして、1冊読み終わった感想は…


めちゃ、おもしろい!!


これ、おもしろいです!!

友人が言った通りtoseaには合ってます☆(ちょっと怖いけど…)


1冊読むのに1時間ぐらいかかりました。

それだけ、難しく、ややこしく、たくさんも物事が複雑に絡まっているストーリーです。



「DEATH NOTE」を複雑にしている点は、
「所有者が変わる。」という点です。

そして、所有者が変わってしまえば、それまでのノートに関する記憶はなくなるので、
ノートを手放せば、自分が犯罪者であるかすら本人にもわからなくなります。


これが、物語をややこしくします。
犯罪者が、ノートを手放すだけで、普通の人に戻るのですから。

しかし、月は記憶が無くなった自分の行動まで、
計算して行動を起こすのです!


文章読んでてわかります?


わからないですよね???(笑)




とりあえず、8巻まで借りたので、一気に読みました!


当然、次はどうなるんだろう?と推理しながら読んではいるのですが、
toseaのあまっちょろい頭では追いつかないスピードでストーリーは展開します。

当然、トリックのしかけは後からわかるので、
そんなんあり?!ってのもありますけど(^^;

それでも面白い☆



toseaはこのネタをブログに書こうと思ったときに、
どうやって面白さが伝わるのか考えたのですが、
全く思いつきませんでした(><)


こりゃ、読んでもらうしかないですね(--;



推理・サスペンスの好きな人

人間ウォッチングの好きな人

考えることが好きな人

金田一少年の事件簿コナンを読んでる人

脳を鍛える大人のDSトレーニングをやっている人




こんな人におすすめかなぁ??


とにかく、友人に借りてもいいし、漫画喫茶で1冊読んでみてください!!

ハマること間違いなしです(☆Д☆)キラリーン♪


6月と10月には藤原達也を主演にして映画が公開されるようです。


この映画の注目点は、

まだ、終わっていないストーリーのどのようなフィニッシュをつけるかではないでしょうか?

期待はずれにならないことを祈っています。



本を読んで数日経ちました。

先日、バイクに乗って少し遠出していましたが、
いつ車が突っ込んで事故に遭わないかと、必要以上にビビッっていたtoseaでした(笑)


DEATH NOTE(映画)オフィシャルHP


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2006年02月14日

野村ノート

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野村ノート

著者/野村克也
出版/小学館
評価/☆☆☆☆(野球の奥深さを感じることができます)


「野球とは間のスポーツである。」

本を読み終わった時、toseaはこの言葉が最も奥深い印象をもって残っていました。

「野村ノート」

この存在は彼がヤクルトの監督をしていた時に
その存在が世間に知られるようになりました。

戦後初となる三冠王となり、現在では古田が注目されているプレイングマネージャーを36年も前に実践してきた人物。

彼が他の野球選手と違ってた点は野球と言うスポーツを
彼なりの価値観でしっかりと分析し、それらを実践していた点。

彼と対極の選手は言うまでもなくミスターこと長島茂雄となるのでしょう。

どちらが正しいと言うわけではない。

ただ、プロでは結果が求められるシビアな点があり、
この点を考えるとどちらも正しいのだと思う。


そんな彼が約50年間プロ野球界に携わってきて生まれたのがこの本です。

toseaも小学校から約15年何らかの形で野球をやっています。

野球に関してはちょっとぐらい知ってるつもりです。

そんな人って日本にはたくさんいてると思います。

そんな人に言いたい。


ぜひ、この本を読んでください!!


と…。


はっきり言って野球を知らない人がこの本を読んでもあんまり面白くないでしょう。

この本は野球の知識とともにリーダー論についても述べられています。

どのような人物が上に立つべきで、上に立つ人物はどのような行動をするべきか??

これらのことについても書かれています。


そういう意味では野球を何らかの形で経験している人が多く、
部下を束ねる立場にいらっしゃる会社の部長さんや課長さん。

会社の管理職なんかはどんぴしゃにオススメできる本です。

もちろん、野球を知っている方は読んでください!!

野球の見方が変わると思います。


ピッチャーが投球した後、キャッチャーが次のサインを出すまでの数十秒間に、

バッター、ピッチャー、キャッチャー、両ベンチはいったい何を考えているのか??


私たちの想像以上の思惑が交錯しています。


野村監督は今年から楽天の監督に就任。

早速、持論を展開しマスコミをにぎわしています。


toseaは前の渡邉美樹さんの本(詳しくはこちら)のときに、
芯の通っている人は尊敬すると述べましたが、
野村監督もその1人です。(人間的に好きかどうかは別にして。)


監督1人でチームはどれだけ変わることができるのか?


シーズンの楽天に注目です!
posted by tosea at 16:40| 大阪 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | landmark@book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月11日

さあ、学校をはじめよう

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さあ、学校をはじめよう

著者/渡邉美樹
発行/ビジネス社
評価/☆☆☆☆(教育関係者必見!!)



渡邉美樹…今やアフターファイブには欠かせない居食屋「和民」をはじめ、外食・環境・農業・介護・教育分野を展開する株式会社ワタミの代表取締役社長です。

経済小説家高杉 良氏によって雑誌に連載され、単行本化された実名企業小説『青年社長』(ダイヤモンド社)の実在モデルとなったのは有名な話、そんな彼がついに学校経営に乗り出した!

もともと著者は教育分野に強い興味を持っていた上に、NPO法人を通じて世界の発展途上国に学校を建てる活動をしていたので、日本の学校経営に乗り出すのは時間の問題でした。

チャンスをうかがっていた様子は実際にこの作品でも述べられています。

この本の発刊が2004年11月、私を教育関係の仕事をやりたいと思い直させたのはこの本です。今回、もう一度読み直してみたので、感想を書いてみます。

この本は渡邉美樹が郁文館の経営に携わり、学校改革を行っていく過程を記した本です。

私は関西の人間なので、郁文館の名前は知りませんでしたが、本を読むと100年を超える歴史を持つ学校です。

学校で渡邉美樹は問う。

「夢は何ですか?」と。

しかし、生徒は答えない。いや、答えることができない。

以前、カンボジアに学校を建てた時にも同じ質問を生徒にしていた。

「先生になりたい。」「医者になりたい。」それだけではなく、「なぜ?」その職業になりたいのかを素直に熱心に答えていたという。

この違いが教育の問題点だと著者は指摘しています。

「夢を語れる人になってほしい。」

そんな人を育てようと熱く語っているし、「夢合宿」「夢」シートといった行事やツールを使っていることからも、著者のやりたいことがはっきりと伝わってきます。

著者が経営に初めて携わった時の学校経営の内容はひどいものであった。定時を門の前で待つ教師、挨拶をしない教師、遅刻は毎日600人、コスト意識のない経営…。

これだけの環境にいれば、何が悪いのかすらわからなくなってしまうでしょう。

著者は郁文館に今までの会社経営で培ったノウハウと己の情熱を掛け合わせて再建に取り組んできました。

結果から言えば、現時点では成功と言えるでしょう。しかし、変わったのは郁文館だけであって、教育全体を変えようとする著者からすれば、全く満足などしていないでしょう。

toseaがこの本から学んだことはたくさんあります。

まず、著者である渡邉美樹の強さ。

大学の頃から彼の存在は知っていました。就職活動を通じて、さらに詳しく知り、証券会社で働いているときもワタミの動きは常に追っていました。

なぜか?

それは彼の芯の強さにあります。

考えが全くぶれないのです。言動や行動の全てに一貫した芯が通っており、それがぶれたことがありません。

彼の考えや行動が全て正しいとは思いません。本を読んでいても、それは違うのでは?と思う点はあります。それでも、あの一貫した彼の考えや行動は大いに見習うべき点だとtoseaは思います。

人間的な強さを彼から感じずにはいられないのです。

そして、2つ目。

現在、想像以上の人が、教育に疑問を抱き、改革を願っているという事実です。

現場の先生が全て悪いとは言いません。現在の私があるのも、今までお世話になった先生がいらっしゃるからで、感謝している先生もいます。

しかし、現在の環境を作り上げた責任はかなり重いのではないでしょうか?

もっと言うと、システムがやっぱりおかしい。

先生として教壇に立ち、学年主任を通じてベテランになり、教育委員会などを経て、教頭そして校長という王道。

そもそも校長先生の仕事って何なんでしょうね?

学校全体のマネジメントが大きな仕事の一つですが、朝礼や行事の挨拶を考えている時間のほうが長いのではないでしょうか?

今、教育のシステムについては大きな変革期を迎えてきています。

学校経営の専門家(アドミニストレーター)の必要性が叫ばれるようになってきましたし、チャータースクール制度の採用や学校の多様化など、教育改革のやることは山ほどあります。

また、それを願っている人もとても多いのです。

郁文館は定員割れを起こしそうになっていたような学校でした。

しかし、著者が経営に携わり、学校の目指すべき場所、教育の理念、そして、具体的な指導内容を提示するだけで、受験者が目に見えて増加した。

これは、18歳人口が減ると慌てている学校関係者にとって、方向性を示していると思います。

ビジョンやオリジナリティをしっかりと持った学校作りを続ければ、自ずと人は集まってくるのではないかと思います。

toseaが様々な本を読んでいた強く感じたのが、学校業界全体で生き延びようとする手法です。

当然、学校同士協力してよいアイデアを活用していくべきだとは思いますが、今更、人の集まらない学校を点滴を打ってまで助けるべきなのでしょうか?

学校全体の数が多いから、また、学校の特色や入学するメリットが感じられないから、定員が割れていたりするのであって、それを無駄に延命しているのはただの税金の無駄遣いです。

国立だろうが、公立だろうが、私立だろうが、税金が投入されているのです。

大切な税金を使っている以上、よりよい使い道を模索し続けなければなりません。

たくさんの人の沈黙の訴えを汲み取らなければなりませんし、訴えるほうも叫ばなければならないと思います。


そして、3つめは学校の楽しさです。

toseaは学校が好きでした。

たくさんの友達に囲まれ、ああだこうだ言いながら勉強して、家に帰ればベットに直行となるほど、クラブで暴れまくりました。

大学を卒業した今でも、学校という場所は大好きです。
後輩達の日々の成長も見ているこっちがウキウキしてくるのです。

そんな中で自分が何かできることはないのか?

そう、考えた結果toseaは証券会社を退職して、大学職員の道を歩む決意をしました。

平成18年度から、郁文館学園は郁文館学園に名称が変更されるそうです。
法人名にも『夢』という文字が追加されました。

でも、toseaもこの『夢』は大切にして欲しいと思います。
もちろん、計画性の伴った『夢』であることが前提です。

失敗しても、途中で変更してもかまわない。著者も同じ事を述べています。

toseaもそんな学校づくりに参加したい。


toseaはこの本を読んでこう感じました。

あなたはどう感じますか?


「さあ、学校をはじめよう」を購入する。

さあ、学校をはじめよう
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2006年01月03日

SKAT.4

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SKAT.4って何?…と思われた方、たくさんいらっしゃると思います。

SKAT.4とは、

Senden
Kaigi
Award
Text
.4冊目


といことです。

この本は第42回宣伝会議賞に寄せられた189,211点の全応募作品からプロが厳しく審査した5482点を目にすることができるアイデアの宝庫です。

だらだらと話すのは誰にでもできる。

難しいことをシンプルにわかりやすく話すことがとても難しく、
それをできる人が注目されています。

それは、最近シンプルに相手に気持ちを伝える為のhow to本が増えてることでもわかります。

『たった400字で説得できる文章術 樋口 裕一 (著)』のように最近もこのような本が販売されたばかりです。

そんなシンプルに相手に気持ちを伝える為の方法で、
最も身近にあり、参考になるのが広告です。

新聞の折り込みチラシは星の数ほどある商品群から、
いかに買いたいと思わせることができるか?を目標にA4ほどの大きさの
紙切れに練りに練られた想いが込められています。

CMにもわずか15秒にこれでもかといわんばかりの要素が盛り込まれているのです。

そんな広告のコピーを中心に89,211点の全応募作品からプロが厳しく審査した5482点を目にすることができるこの本はまさに実践的なシンプルに相手に気持ちを伝える方法の教科書と言っても過言ではないでしょう!

たった1行〜2行、20字程度の文字がその商品の説明書匹敵する内容を持っているのです!これぞ、無駄のないエコロジーな世界ではないでしょうか?(笑)

マスコミや広告業界ではかなり有名なこの本ですが、
それ以外の方々にはほぼ知られていないでしょう。

何故、こんな本に私がであったのか?

まず1つ目はシンプルに相手に気持ちを伝える方法に興味があったこと。

「シンプルに相手に気持ちを伝える方法」とくどくど言ってる時点で
センスがないことがバレバレのtoseaです(^^;

toseaは現在、就職活動中の身であり、とくに面接では限られた時間に
できるだけtoseaのことを理解してもらわなければなりません!

そして2つ目は業界紙に興味があったからです。
業界紙とは○○新聞や月間○○というやつです。

toseaの所属していた、証券業界にも証券新聞などがあり、業界の内容を他業界の人が見るとわからないくらいの専門用語がズラリ!マニアックな仕上がりとなっていました(笑)

でもね、

業界新聞ってかなり面白いんですよ!
何かの裏側ってとっても人間の欲の1つをくすぐっていると思います。

「密着!!〜」とか「潜入!!〜」といった番組はたくさんありますし、
先日、最終回を迎えたNHKの超人気番組「プロジェクトX」も日々戦う企業戦士の
裏側に密着した番組です。

toseaが現在、お仕事をさせていただいてる会社にも「鉄鋼新聞?」のようなものがありました!!そのうち暇を見つけて読んでみたいと思います。

このような業界誌には裏側がわかると共に多くの「気付き」が存在します。

何かの本に書かれていましたが、この「気付き」こそが人が日々探し求めているものなのだそうです。だからこそこの「気付き」がtoseaの好奇心をくすぐるのでしょう!

みなさまも他業種の業界紙を手に取ってみると、思わぬ発見やそこからのアイデアで、自分の仕事がはかどるかもしれません!ぜひ、オススメします☆


話を戻して…。

この本を読んでいると、みなさんの作品の素晴らしさに感動します。

今回、金賞を取った作品は、

「父親の席は、花嫁から一番遠くにある。」

これは、キャノンのPowerShot S11Sというカメラのために考えだされたコピーです。
このカメラは一眼レフのカメラで、手軽に写真を撮るというよりは、
いつまでも残したいという想いが込められた写真を撮るカメラです。

なんか、コピーを見ただけで情景がリアルに浮かびませんか?
金賞にふさわしい作品だと思います。

toseaがおもしろいと感じたコピーは、

「一生に3回ぐらい当たる気がする。」

というナンバーズのために考えられたコピーです。

買う人の心理を上手くついてると思いますし、
このコピーを見るとちょっと1口でも買ってみようと思ってしまいませんか?

と、こんな具合にたくさんのコピーが掲載されています。

頭の体操だと思って読んでみるとかなり面白いです!


先日、「人は見た目が9割」でノンバーバルコミュニケーションの重要性について書きましたが、あらためて言葉の魔力の恐ろしさに気付かされたtoseaでした。

ちょっとこの「landmark@mylife」のコピーも考えなければいけません。

何にしよう…??


んー?



……………………………。



よし!!



「読むクスリ landmark@mylife☆」

これに決定!!パチパチパチパチ♪

読んでいただけるかたに、好奇心と元気、たまには癒しを提供していけたら…と
思います☆コピーと言うより目標になってしまいました(^^;

今日はシンプルにしなさいという話を長々と書いてしまいました。
今後少しずつ、改善していこうと反省するtoseaでした(><)


「SKAT.4」を購入する。
posted by tosea at 17:43| 大阪 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | landmark@book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月22日

人は見た目が9割

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人は見た目が9割

著者/竹内一郎
出版/新潮新書
評価/☆☆☆(単なる雑学的な本ではなく、専門的な要素もありおもしろい)

toseaが書店をふらついていると、ふと目に留まったタイトルが・・・。
「人は見た目が9割」その通りだ!と思いながらぱらぱらめくると、アニメの部分があり、軽く流し読み…なかなか、おもしろそうやん!確かに、アングルで感じ方が変わるなぁ。(←読まないとわかりません。)と感心しつつ、レジ直行!「ありがとうございましたー!」と店員さんの笑顔。

ってなわけで、ほぼタイトルだけ見て購入してしまいました。
今年の「タイトル即買い書籍」は「プロ論。」 「頭がいい人、悪い人の話し方」 「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」 「野村ノート」に続いて4冊目。
機会があれば、これらのレビューもしてみたいと思います。

さてさて、「人は見た目が9割」ですが、何ともわかりやすいタイトルです。
最近はこんな風にわかりやすいというか、具体的にどんなことを書いているのかがわかるタイトルの付いた本が多くなってきています。
しかも、そんな本が売れています。
やっぱりコピーというのはとっても大切なのだと痛感します。
本にとって、タイトルは唯一の広告と言っても過言ではないですからね。


さてさて、本の内容ですが、意外と専門的な分野に突っ込んで書かれています。
実際、著者が言いたいことは「ノンバーバル・コミュニケーション」の重要性です。
つまり、「人は見た目が9割」というのは副題のようなものです。

「ノンバーバル・コミュニケーション」とは言葉以外での伝達すること。
最もわかりやすい例はジェスチャーがそうですね。
ほかにも、絵や色、匂いなども立派な「ノンバーバル・コミュニケーション」の1つです。

もし、あなたが絵を見たときに、太陽が青で描かれていたとしたら、何を感じますか?
画家はこの絵を描いたときに寂しい想いや悲しい想いを持っていたのではないか?
なーんて思いませんか?色も立派な「ノンバーバル・コミュニケーション」である1つの例です。

著者である竹内一郎氏は劇作家であり、漫画家であり、作家でもあるという「伝える」ということに関してはプロ中のプロ!

そんな著者が「ノンバーバル・コミュニケーション」についてよい書物が最近はないので、自分で書いてみたという1冊。

著者が「ノンバーバル・コミュニケーション」を重要視する理由は1つ。
我々が言葉から受ける情報(バーバル・コミュニケーション)は7%に過ぎず、あとの93%は言葉以外から受ける情報(ノンバーバル・コミュニケーション)だからである。

社会人(特に営業やコールセンターに配属の方)は多くの人が導入研修で、「ノンバーバル・コミュニケーション」について勉強するのではないでしょうか?

上記の言葉から受ける情報は7%というのは、アメリカの心理学者アルバート・マレービアン博士が行った実験結果です。

もう少し詳しく言うと、人が他人から情報を受け取る比率は次のようになっています。

顔の表情 55%
声の質(高低)、大きさ、テンポ 38%
話す言葉の内容 7%


つまり、会話しているときに、話している内容の10%も相手には伝わっていないということです。
だからこそ、わかりやすくシンプルに相手に伝えるということが大切なのかもしれません。

よって営業にとって、顔の表情や身だしなみは特に大切です。
第一印象で人の印象の8割決まってしまうとも言われています。

これは、公式な場であれば必ずスーツというのではなく、TPOや相手に合わせることがかなり重要です。
某IT企業社長の○江貴文さんはラフな格好で会合などに出ていらっしゃいますが、それ自体は特に問題はないと私は思います。

ただ…、

相手がナベツネだったり、企業のトップにいらっしゃる、頭のカターイ方々を相手にするなら、相手が納得するスタイルで望むのが営業としてすべきことではなかったのかな?とも思います。

休話閑題。。。

そして、この本は「ノンバーバル・コミュニケーション」がどのような場面でどのように使用され、どういった影響を及ぼすのかということを、様々な題材を用いて述べています。

最もわかりやすいのは漫画。
著者が漫画家ということもあり、詳しく述べられています。

絵というのはとても重要な要素ですよね。
昔は、ドラゴンボールを小説にしたらおもしろい!とか言ったものです(笑)
もし、ほんとに小説化したら、擬音語ばかりでしょうね(^^;)

この本を読んでいると、私たちは言葉を主な意思疎通の手段として使っていますが、実際は「ノンバーバル・コミュニケーション」を補足するために、言葉のような「バーバル・コミュニケーション」が生まれたのではないかと思います。

人間以外の生物は言葉を発しません。しかし、その生物特有のしぐさや泣き声などで、さまざまなコミュニケーションをとっています。

人間は最初から言葉を話せたわけではないと思うので、「ノンバーバル・コミュニケーション」が土台となった上で、言葉が生まれ、文字が発明され、こうして現在の私たちがあるわけです。

それならば、私たちは言葉に頼り過ぎている面はあるのではないでしょうか?
昨今、コミュニケーション能力が非常に重要視されています。
言葉ではなく、もっと人を観察して、そこで見つけたその人の情報というのは、本当の意味でその人の真実を表しているのだと思います。

また、情報化社会で人は膨大な情報を一瞬にして手に入れることができるようになりました。
しかし、情報化社会で重要なのは情報量ではなく、情報を取捨選択する能力です。

言葉や文字の情報はきわめて重要な情報ですが、そればかりに目を向けていると、残りの93%を見落としている可能性があるのです。

残りの93%の部分に情報を分別する秘訣があるのでは?とtoseaは強く感じました。

一度、立ち止まって目に見えているものを考え直してみる。
マニュアル化された社会にでは、それが相手を理解する重要な要素の一つなのかもしれません。

「ノンバーバル・コミュニケーション」に興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。


本を購入される方はこちら←Amazonにジャンプします。

人は見た目が9割←BY 楽天ブックス
posted by tosea at 19:42| 大阪 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | landmark@book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月16日

大学の話をしましょうか

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大学の話をしましょうか
最高学府のデバイスとポテンシャル
著者/森 博嗣
出版/中央公論新社
評価/☆☆☆☆(大学に対する斬新な切り口は必見!)

斬新さと新鮮さが感じられた作品です。
大学という機関はとても複雑で一般の人からすれば、
ほとんどがブラックボックス化しています。

しかし、筆者が大学について語るとこんなにシンプルになる。
「大学というのはわざと複雑になっているだけですよ。」と言わんばかりに。

大学教員兼ミステリー作家である筆者が独自の観点から
大学について語っている作品です。

本書は3つの大きなテーマについて、聞き手とのやりとりが書かれています。
「学生」・「大学」・「研究者・教育者・作家」(本人について)です。

それぞれのテーマで聞き手はニュースでとりあげられている点も
含めながら質問をだしています。

例をあげると、

Q,近頃は「ニート」という言葉をよく聞かれると思います。働かない若者に対してはどうお考えですか?

A,いえ、特になにも、これといった感想はありません。働かなくても良い環境があれば、誰だって働きたくない、それは至極当然のことではないでしょうか?何故働かなければならないのか、ということに大人はどう答えれば良いでしょうね?そちらの方が聞きたいくらいです。


少し、ドキッとしてしまう切り返しです。
あなたは「何故働かなければならないのか」という子供の問いに答えることができますか?

それに対する筆者の答えは、
 
働くこと、社会に出ることは、そんなに生やさしいことではない、と大人はよく口にしますね。だけど、僕個人の感想を言わせてもらえば、子供のときの試験勉強なんかの方がずっと辛かったように思います。大人の仕事って、けっこう合理化され、効率化していて、楽ではありませんか。生やさしい、とまでは言いませんが、そんなに脅かすほど苦しいものでもないでしょう?
 むしろ、仕事の中に、ある種の楽しみがあって、そこで生まれる人間関係がその人の人生にプラスになることも多いはずです。ですから、働かない人は、そういう面で損をしているとは思いますね。
 でもまあ、働かないで、そのかわり自分のしたいことに集中している人生ならば、それはそれで立派ではないでしょうか。ちゃんと働いているけれど、他人に迷惑をかけている人よりは、働かないでも、周囲に迷惑をかけない人の方が、僕は良い状態だと思います。
<本文より抜粋>


まさしく、筆者が考えたことを素直に述べており、とてもシンプルです。
しかし、このような考え方を斬新に感じることはないでしょうか?

私はこの本を読んで斬新な意見だと感じる箇所がたくさんありました。
しかし、その多くは一歩引いて考えてみれば、素直な意見であり、
当たり前のように感じます。

ひょっとしたら、私たちは個性や独自性を重視するあまり、最も基本的で単純なことをおろそかにしてしまっているのではないでしょうか?

本書は大学における手続きの煩雑さや、
予算の使い方について不合理な点も述べられています。

確かに大学とう場所は様々なポテンシャルを秘めた要素が複雑に絡み合って構成されている場所です。だからこそ、一度立ち止まって、シンプルに考えてみるという作業がとても大切になってくるのではないでしょうか?

この本を読んで、斬新な意見、もしくは変わった意見だと感じた人は知らず知らずのうちに捩れた固定観念を作りあげてしまっているのかもしれません。


私は、大学職員を目指して今は努力していますが、
現役で大学職員として働かれている方にはぜひ読んでいただきたい作品です。

なぜなら、もし、あなたの考え方が大学に染まっているのならば、
見つめなおす点がでてきたり、参考になる点があったりすると思うからです。

そして高校生。

もう、3年生は進路が決まっている人や、志望校の絞り込みに入っていると思いますが、「どうして大学にいくのか?」ということについて、一つの見解を示していると思います。

志望校選びの手助けになるのではないでしょうか?

私は本を読むのはあまり早くありませんが、3時間ほどで読めてしまいました。
息抜きに読んでみてはどうですか?


興味を持たれた方はこちら

大学の話をしましょうか
posted by tosea at 13:18| 大阪 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | landmark@book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月25日

生協の白石さん

生協の白石さん

著者/白石昌則
    東京農工大学の学生のみなさん
出版/講談社
評価/☆☆☆☆☆
  (読みやすくおもしろい!!おもしろく読むも良し、考えながら読むのも良し。)


今、巷で話題のこの本を読みました。
本の内容はさまざまなサイトで書かれているので、私なりに感じたことを書きます。

ちなみに白石さんを知らない方はこちらのブログを見てください。

ちなみに白石さんは普通の大学生協の職員さんです。
しかし、生協の白井さんをgoogleで検索すると・・・結果はこちら

なーんと11月25日現在、3,150,000 件もHITするんですよ。
ちなみに私の名前を打つと…10件でした(笑)まーHITしないよりマシ?!

どれくらい有名かわかっていただけたでしょうか?

この本は私はエッセイに近い分類だと思っていましたが、とんでもない!!
この本はビジネス書ですよ!!


ビジネスマン、特に営業特に個人営業の方!!
そうです!あなたです!!


白石さんのすばらしさは、内容をすり替える、または言い換える技術です。
しかも、文意を壊さずに。。。


例をあげますと、

Q、青春の1ページって、地球の歴史からするとどれくらいなんですか?

A、皆さんは今まさに1ページずつめくっている最中なのですね。羨ましい限りです。地球の歴史というよりも、私の歴史からすると、目次で言えばかなり前の方です。いつでも呼び出せる様、しおりでも挟んでおきたいものです。


白石さんは地球の歴史私の歴史にすり替えており、しかも質問の答えには全くなっていないのにも関わらず、納得させられてしまいます。

白石さんの語彙力や想像力は計り知れないものがあります。

ビジネス、特に相手と商談している場合にこうのようなすり替え、言い換えの技術は非常に有効だと思います。商談が相手ペースで進んでいる時、一気に形成を逆転する力を持っています。

まだ、ビジネスマンで呼んでいない方!ぜひ一度、ちょっとの立ち読みでも結構ですので、読んでいただくことをおすすめいたします。


明日の商談の相手は読んでいるのかもしれませんよ…。


こちらから購入できます。


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posted by tosea at 11:33| 大阪 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | landmark@book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする